専務の樋口です!
いつもありがとうございます。
屋根と外壁のリフォームって、
一体どんな工事を行なうのか?を
知りたい方は多いと思いますので、
今日は代表の白政に変わりまして
私の方からお話をさせてもらいます。
この業界で外壁って塗装工事や
サイディング工事などを言いまして、
屋根のリフォームでは瓦の葺き替え工事や
屋根の塗り替えの事を指します。
弊社ペイントリーフでは、主に塗装工事を
専門職としていますので、
外壁は外壁の塗装工事となり、
屋根は屋根の塗装工事を行います。
上記の業者にお願いする事が多いのですが、
私たちの場合だと塗装専門店になりますから
「中間マージンの発生」がありません。
つまり、低価格で塗装工事を行なうことが可能になると思って頂けたらと思います。
大手のハウスメーカーや工務店の場合だと
下請けに仕事を投げる事が多いので、
結局は、私たちのような塗装専門店に
仕事を投げるケースが高いです。
そうであれば、お客様自身が直接塗装店に
お願いした方が価格は安くなるのは
当然ですよね?
また、塗装店でも自社の職人が
在籍していない所は、
全て下請け業者に仕事を丸投げです。
その分、管理が行き届かない事もあり、
工事がずさんになる事もあります。
奈良県で屋根や外壁のリフォーム店を
お客様が探すコツは、
職人が多数在籍している塗装店を
候補として見積もりに加えて下さい。
リフォームの良し悪しを決めるのは90%以上が職人の腕になります。
いくら優秀な営業マンが口先だけで
良い事ばかり言っても、
そもそもの作業を行うのは「職人」です。
その1 外壁リフォームでまず行う事とは?
外壁の塗装を行う時、まずは見積り時に
塗装を行う面積を計算します。
見積書に記載していますので、
㎡で塗装する面積によって
価格が変わってきます。
㎡の計算方法は次の通りです。
例
お家の高さが6メートル×お家の横幅が
10メートル=60㎡これが4面×60㎡=240㎡となり、
240㎡×塗装の単価1200円
計288000円となります。※単価は塗料や工程によって
多少は変わります。
しかし、お家には外壁以外に
窓や換気口があると思いますので
そこは塗装を行いませんので、
全ての面積から塗装を行わない部分を
引かなければいけません。
ご検討中の方に注意して頂きたい事は、
単価だけを安くして面積を引かない業者も
結構いますので、計り方は簡単ですから
自分のお家の塗面積はある程度でも良いので
なるべく知っておきましょう!
ちゃんと相見積もりを取れば、
価格だけではなく
>平均の面積もある程度分かりますので、
必ず相見積は取る様にしましょう!
その2 外壁リフォームで使用する塗料はどれを選べば良い?
見積りをとったら工事内容を
しっかりと確認してみましょう!
外壁のリフォームを依頼する時は、
どんな塗料を使用しているか確認し、
その塗料がお家の外壁に適しているか?
これらを確認します。
塗料と言うのは、高級な塗料だから
質が良い訳ではありません。
外壁のリフォームで最も大切な事は
「お家の外壁に適した塗料」を使うこと
ここで注意して頂きた事は、
営業マンに乗せられて、
高額な塗料で安易に
契約をしてしまう事です。
この業界の良い営業マンとは
塗料の説明だけではなく、
お家の外壁の状態やお家に適した
「塗料・工事内容」を、
しっかり説明してくれます
まずは、業者が提出してきた
見積書に記載している塗料の名前を
パソコンか、スマホで検索し、
メーカーのサイトから
本当にお家の外壁に適しているかどうか?
これを確認しましょう!
見積もり書に塗料の名前を
記載していない見積書は論外です。
メーカーサイトの見方が難しい場合は、
直接メーカーに問い合わせをし、
詳しく聞いてみる事も可能です。
価格だけで塗料を決めずに、
お家に適した塗料を選ぶ事が
大前提ですからね!
外壁リフォームでの工事内容は?
外壁リフォームを価格で決めると
必ず失敗しますと何度も言っていますが
こんな理由からです。
外壁リフォームでは、
工事内容をよく見ないで
見積書の価格だけで
決めてしまう方が多数います。
では、なぜ価格だけだと
失敗してしまうのか?
答えは簡単でして工事内容の
1つ1つをちゃんと確認しないから
一般的な外壁リフォームの工程は、
下塗り・中塗り・上塗りという工程で
塗装を行っています。
しかし、下塗りにしても
塗料を厚く塗装するのか?
薄く塗装するのか?で使用する
塗料の「缶数」が大幅に変わります。
そうなれば当然、
価格も変わってきますよね?
そこに気づかずに価格ばかりを
ずっと気にしていると、
手抜き工事をされ、
すぐに塗料が剥がれてきたり、
艶がなくなったりしてしまいます。
こういうケースが非常に多く
数年経過してから私たちに
ご依頼が来る事が結構あります。
今ご検討されている方が
そうならない為にも、
見積書の工事内容をA社、B社、
C社と比較してから決断をする事です!
そして、分からない所があれば
必ず業者に質問する癖をつけましょう。
ここでの質問のポイントは
「A社はこんな工事内容ですが」と、
また、他の業者に工事内容を
教えてはいけません。
あとで、工事内容を変更する
業者は基本的にダメですからね。
その3 外壁リフォームで重要なのは下塗り
価格でもそうですが、外壁リフォームは
「上塗り塗料」ばかり気になる方が
沢山いらっしゃいまして、
底辺の基礎となる下塗の塗料は
ほとんど気にされていません(汗)
弊社、ペイントリーフは下塗りの
塗料にかなりこだわっています。
なぜなら、既存の外壁に対して
最初に密着するのは、
いつも下塗りの塗料だからです。
この塗料がめくれてしまうと、
どんな高価な上塗り塗料を使っても
下からめくれてしまえば、
全く意味がなくなります。
確かに高価な塗料は耐久性も高く、
素晴らしい塗料だと思いますが、
それは下塗りが密着してからこそ、
本来の性能を発揮するのです。
上塗り塗料だけではなく、
下塗り塗料にもこだわりましょう!
その4 塗料はどんな種類があるの?
外壁リフォームで使用する塗料の種類は、
お客さまが想像している以上に沢山あります。
一般的な外壁でよく使われている塗料は、
こんな塗料で耐久性のランクは
下記のとおりです。
アクリル < ウレタン < シリコン<ラジカル< フッ素となり、
よく使われている塗料のランクです。
しかし、ここでも注意が必要で
シリコンでも、一液性の水性シリコンや
2液性の溶剤系のシリコンなど
シリコンでも種類があります。
耐久性・価格も、2液性の
溶剤シリコンが上です。
同じ名前でも細かく分類したら、
性能や耐久性が変わってきますので、
塗料の名前だけでは分からないのです。
その5 外壁リフォームで成功するコツ
以上の事を最低でも
こだわってみて下さい。
これだけに注意するだけでも、
かなりの確率で外壁リフォームは
成功に近づきますよ^^
その6 屋根のリフォームはどんな工事を行なうの?
屋根のリフォームは、
屋根の葺き替えをはじめ、
塗り替え工事の事で言えば、
弊社は主に塗り替え工事を
私たちは得意としています。
屋根には塗装が可能な屋根と、
塗装できない屋根があり、
基本的に日本瓦は塗装いたしません。
屋根は大きく分けて2種類の
屋根が殆どを占めています。
スレート系の瓦とセメント系の瓦です。
それぞれ使用する塗料の種類も
それなりに違ってきますし、
工程も少し変わってきます。
それぞれの屋根の特徴と
塗装方法は次の通りです。
■スレート系の屋根について
スレート系の屋根は、カラーベストや
コロニアルと呼ばれています。
スレート屋根の特徴は、セメント系の
瓦に比べて軽量で、葺き替えも手頃な
価格で工事が出来ます。
スレート瓦は、新しい物から15年程度で
表面の防水性が無くなり、
小さなひび割れから雨水が侵入し、
気温が下がれば侵入した雨水が
膨張して爆裂します。
爆裂が起きると、スレート系の瓦は
どうしても割れてしまします。
屋根に上ってないのに、スレート系に
瓦が勝手に割れている現象は、
爆裂が起きた為とされています。
一度爆裂して瓦が割れてしまうと、
その部分だけ瓦を新しく
交換しないといけませんので、
爆裂が起きる前に、塗装をする事を
強くお勧めします。
塗装方法は、基本的に3回塗りで仕上げ、
下塗りが終わるとタスペーサーという物を
差し込みます。
タスペーサーとは、スレートの
重なり部分を確保しないと
雨漏りの原因になり、
塗装でその隙間が
埋まってしまわない様に、
タスペーサーを差し込み
隙間を確保します。
新築時はスレートの重なり部分の
隙間が確保できていますが、
塗装をすると塗膜で隙間が
埋まってしまう事があります。
それを防ぐのが、
タスペーサーの役割です。
今では塗料は遮熱塗料や断熱塗料が
屋根塗装では主流になってきていますが、
外壁同様に、どのメーカーの、
どの塗料を使用するか?を
確認しておきましょう!
私たちペイントリーフでは奈良県で
数多くの屋根の塗装を施工してきましたが、
遮熱塗料を使用した屋根も
ほとんどクレームがありません。
何年も使用しており、お客様に提供しても
安心な塗料選びをしています。
もちろん、材質に適した塗料選びは
「一級塗装技能士」の判断にて
安心できる塗料を提供しています。
■セメント系瓦
セメント系の瓦は、モニエル瓦や洋瓦と
呼ばれるものが多く、
セメント系に瓦を塗装する時は、
既存の屋根材との密着が命です。
セメント系の塗装は、
クレームが多いと聞きます。
このセメント瓦も、
外壁同様に下塗りが命です。
下塗り塗料を適当な物で塗装をすると、
かなりの確率でめくれてきて塗装前より
悲惨な状態になる事があります。
セメント系の瓦にも遮熱系の塗料があり、
ペイントリーフでは奈良県で多くの屋根を
お蔭さまで塗装させて頂いています。
もちろん、セメント系の瓦の塗装も
ほとんどクレームがありません。
セメント系の瓦を塗装する時は、
時間を掛けて高圧洗浄を行い、
密着を高めるために下塗りの塗料に
こだわるからです。
■屋根リフォームの大切さ
お家の屋根は、雨風に一番
さらされている部分です。
また、普段、屋根を見る機会も
ほとんどなくハシゴで屋根を
検査している方もほとんどいません。
下から見て屋根にコケが生えていたり、
塗料が捲れている時には防水性がなくなり、
爆裂が起こっている可能性が高いです。
屋根のリフォームはお客様から
見えない事もあり、手抜き工事が多く
手抜き工事をされても気づかない事ばかり
ペイントリーフでは「一工程」ずつ
写真を撮り、工事終了後にお客様に提出して
手抜き工事がない事を証明しています。
もちろん外壁リフォームでも工事写真は
しっかりと提出しています。
屋根から雨漏りがしている場合は、
屋根のひび割れがひどく、
下地の野地板までも腐ってしまう事も
時にはあります。
そうなると、リフォーム代が
かなり高額になってしまいます。
そうならない為にも、
早めの点検をお勧めいたします。
弊社ペイントリーフでは、
無料の点検も行っていますので
お気軽にご相談ください。
その7 外壁・屋根リフォームで失敗しないコツ
外壁と屋根リフォームは、
何度も言いますが
価格で決めてはいけません。
まずは、ホームページやチラシなどで
職人が多数在籍している塗装店を選び、
最低3社から見積りを取る様にします。
これが本当に大切!
次に見積りに来た担当者が、
リフォームの知識を持っているか?
どんな些細な事でも構わないので
質問してみて下さい。
先程もお話しましたが価格の事ばかりを
話す担当者は論外だと思って構いません。
よろしいでしょうか?
見積りが出来上がりましたら、
使用塗料や工事内容を細かく分かりやすく
記載している見積もり書が
「良い見積もり書」です。
何でも一式で記載している
見積書はダメです。
各業者の見積書が出そろえば
それを比較して下さい。
価格だけを比較しても意味がありません。
どんなリフォームを行うのか?
リフォームの初めから終わりまでの工程を
しっかりと確認する必要があります。
使用塗料の確認も忘れずに。ここまでして
やっと比較が出来ると思ってくださいね!
外壁・屋根リフォームを価格だけで
比較してしまうと損をする事もありますので
ここはしっかりと行いましょう!
業者に騙されずにリフォーム行う為には、
何でも質問する事が基本だと思ってください